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【年齢別】2歳~3歳の知育は何をすればいいの?具体的な方法を解説!

赤ちゃんらしさが残る1歳のころとは違い、2歳の子どもは運動能力も発達し、できることがグングン増えてくる時期。遊びの範囲も広がり、一生懸命話をする姿に胸を打たれる大人の方も多いのではないでしょうか?

しかしその一方で、自己主張が激しくなる時期でもあります。うまくできないもどかしさやイライラに泣き叫んだり、自分のできないことに腹を立てたり…どう対応したらいいのか困ることも珍しくありません。

今回はそんな気難しい2歳の子どもの知育についてご紹介します。

目次

2歳の子どもはどんな発達をする時期?

それではさっそく、2歳の子どもがどんな発達をし、どのような知育が必要なのかを紹介いたします。

①言葉が発達する

2歳のお子様を見ていて多くの方が感じられる部分として、言葉の発達があるのではないでしょうか?

たどたどしかった話し方が急に滑らかになったり、名前を聞かれたりすると自分で答えられたり…そういった成長を感じられることが多いのもこの時期です。

「お散歩行く?」などときくと「うん、おさんぽ、いく!」など、単語をつなぎ合わせて意味の分かる言葉を話し出すのもこの時期です。

子どもに話しかけるよりも、子どもの話を聞くことのほうが多くなった、なんて方も多いのではないでしょうか。

この時期には、子どもは大人が思っている以上に言葉の意味を理解しています。

今までは「ダメ!」「やめなさい!」など、言葉の勢いで伝えていた所に、きちんと理由を付けてあげることが大切です。

面白い造語なども生まれやすい時期なので、書き留めておくと後から楽しむことができるかもしれませんね。

②「どうして?」「これなあに?」と何でも気になる時期

色々なことが認識できるようになるこの時期、子どもは今まで以上に様々なことに対して好奇心を発揮します。「どうして?」「なんでだろう?」「これなあに?」など、たくさんの質問が飛んでくるようになるかもしれません。

子どもたちは尋ねることで言葉の世界、知識をグングンと広げていきます。

子どもの質問には、なるべく丁寧に答えてあげることを意識しましょう。みかんを見て「これなぁに?」と言われたら、「みかんだよ」と返すのではなく、「黄色くて丸いね。甘くておいしいみかんって言うんだよ。おばあちゃんがくれたね。」などと、言葉におまけをつけてあげましょう。

そのおまけからさらに「なあに?」と、次の疑問にどんどんつながっていきます。

子どもの質問があまりにも多すぎて大変な時は、「〇〇ちゃんはなんでだと思う?」と、子どもに考える時間を持たせることも手段の一つです。

③記憶力と思考力が発達する

この時期の子どもは記憶力がはっきりしてくるので、記憶をもとに次のリアクションが飛び出してくるようになります。

例えば病院に行って注射をされた記憶を覚えていると、病院への道を走るだけで泣き出したりします。また、大人がお出かけ用のバッグを手に取るだけでニコニコしながら玄関に走っていくこともあるでしょう。

特に楽しかったこと、怖かったことなどは印象強く覚えているものです。また、記憶をもとに自分で試行する力も身についてきているでしょう。

④数の認識ができるようになる

少しずつですが、数の認識ができるようになってくるのもこの時期です。大きい数字などは理解することは難しいですが、1、2、3、4くらいまでは、区別ができるようになってきています。数の認識は、無理に教える必要はありません。日常生活の中で自然と身に着けて行くことができます。

例えば、おままごとやお店屋さんごっこをするとき、「たまごを2つください」のように自然な形で数を伝えることで、子どもはきちんと2つを理解して渡してくれるようになるでしょう。

⑤色の認識をするようになる

1歳の赤ちゃんは赤や青など、はっきりした色資格別をすることが難しかったのに対して、2歳の子どもは色の違いを理解できるようになってきます。

個人差はありますが、赤や黄色、緑や青などはっきりとした明るい色を好む子供が多いという研究結果もあります。

積み木やボールを使った「色分け遊び」などもおすすめです。

⑥こだわりが出てくる

1歳の頃との大きな違いとして、こだわりが出てくるというものがあります。

それまでは大人の選んだ服を着ていたのに、急に自分で選びだしたり、これは嫌だと駄々をこねたりするのも、こだわりが生まれたからです。

お気に入りのキャラクターのTシャツなどを買ってあげると驚くほど喜んだりしますので、子どもと一緒に洋服や玩具を選んでみるのもいいかもしれませんね。

2歳の子どもに必要な知育はどんなもの?

①「できた」を応援してあげることが大切

2歳の子どもの知育で最も大切なことは、「自分でできた」を積み重ねてあげることです。

一人で靴が履けた

シャツやトレーナーを着ることができた

洋服を脱げた

ご飯を食べることができた

自分のやりたいことを言葉にして伝えることができた

大人から見ると小さなことですが、「できた!」という達成感を積み重ねていくことは子どもにとってとても大切なことです。

この小さな「成功」が、これから先子供が成長していく上で、様々なことに挑戦するための自信と忍耐力を鍛えます。毎日の生活の中で、発達の状況に合わせながら、少しずつハードルを上げてみることも大切です。

頑張ってチャレンジしているときは口を出さず、そっと見守ってあげましょう。そして、できたときは大げさなくらいたくさん「できたね!」と一緒になって喜んであげることで、子どもは自分でやる能力を育んでいくことができます。

②点数化されない「非認知能力」を高めることを意識する

「非認知能力」とは、テストなどで数値化することの難しい内面的な能力。例えば「目標を決めて取り組む」「意欲を見せる」「新しい発想をする」「周りの人と円滑なコミュニケーションをとる」といった力のことです。社会に出てから必須と言われるスキルのほとんどがこの「非認知能力」と言われており、近年では子どもの人生を豊かにするためにとても大切な能力であるとされています。

この能力は0歳から3歳ごろに大きく伸びやすい能力であることが研究でわかってきています。そのため、この時期に知育を行うことで、子どもは大人になってから失敗から自分で立ち上がることのできるように成長していくとされています。

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③子どもの好奇心に合わせて遊びを選ぶ

この時期はこだわりが強く出てくる時期でもあります。

そのため、大人の思いを込めた玩具や遊びを選んでも「いや!」と拒否されるケースがあります。

この時期の知育には、子どもの様子をよく観察し、興味関心分野を見極めたうえで、様々な玩具を与えて子どもに選んでもらうことが大切です。

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具体的な知育の内容と、我が家で取り入れた玩具について解説!

①手先を器用にする遊びをする

知育・幼児教育で特に重要視されている部分として、指先の器用さを高めることが挙げられます。

手先を使った作業は脳の発達に良い影響を与えるとされているため、2歳の頃に手や指先を使う遊びをたくさんすることが大切です。

手先を器用にする遊びとしては、

工作

折り紙

はさみの練習

積み木

おままごとセット

などが挙げられます。

②数を数える

数の認識は、無理に教える必要はありません。日常生活の中で自然と身に着けて行くことができます。

お風呂をあがるとき、階段の上り下りの際に数を数えてみたり

おままごとの時に「2つください」と数を伝えてみたり

日常的に数字に触れさせてあげることで、段々と数を認識できるようになります。

また、我が家ではドッツカードと呼ばれる知育玩具を使って遊んでいました。

表面に数字、裏面に白地に赤丸が描かれたカードで、うちの子どもは楽しそうに赤丸を数えていました。

ドッツカードは幼児教育の中では非常に有名な教育の一つで、経験を積めば積むほど能力はあがり、足し算や引き算、かけ算、わり算はもちろんのこと、幾何や代数など複雑な数学についても理解できるようになるとされています。

我が家では赤丸を見るだけで、大人が数えるよりも早く数を答えられるようになってしまい、親の立つ瀬がありませんでした(笑)

計算が早くなるというよりも、数字に対して感が働くのかな?という印象ですが、遊びながら数字について勉強ができる非常に優秀な教材であると感じました。

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③絵本の読み聞かせをする

絵本を読んであげることで、お話の世界を楽しみながら子どもの創造力と想像力を養うことができます。

このころの子どもが集中できる時間は大体10分~15分前後と言われています。もし子どもに「絵本読んで!」とせがまれたら、作業の手を止めて是非絵本を読んであげましょう。

また、同じ絵本を何度もせがむことがよくあります。

同じ絵本でも読むたびに子どもは違うところに目を付け、違う世界を想像しているものです。できる限り、子どもが納得するまで何度も読んであげることが大切です。

我が家ではくもん推薦図書に選ばれている絵本を何冊か購入し、繰り返し読んであげていました。

その中でも特に「きんぎょがにげた」は大人と一緒に金魚を探したりするのが楽しくて何度もねだっていましたし、「しろくまちゃんのほっとけーき」は暗唱できるほどお気に入りでした。

是非お勧めです。

④知育玩具で遊ぶ

この時期になるとパズルや積み木、粘土でもたくさん遊べるようになります。

特にくもんの知育パズルは子どもが取っつきやすいつくりをしているので大人の方も安心して遊ばせることができるのではないでしょうか。

また、タングラムというピースを組み合わせて図形を作る知育玩具もおすすめです。

タングラムのメリットとしては、「図形感覚・創造力・考える力を養える」「集中力が身につく」「達成感を得られる」といった知育効果が期待できることが挙げられます。

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⑤プリント教材で遊ぶ

鉛筆が少しずつ使えるようになる2歳半過ぎくらいからは、プリント教材やドリルなどもおすすめです。

幼いころから机に向かう習慣がつくことや、楽しみながら勉強することを学ぶきっかけとなります。

2歳ごろの子どもを対象とした「こどもちゃれんじ」では無料で教材を試すことができ、サンプルとは思えないほどしっかりした教材を試すことができます。

我が家で知育を取り入れてみて

我が家でも色々な知育や遊びを取り入れてきたなかで、特にやってよかったなぁというものを紹介しました。

特にイヤイヤ期がすごかったため、やりたい時とやりたくないときの差は驚くほど激しかった印象があります。

しかし、集中しだしたら大人が驚くほど黙々と遊びこんでおり、子どもの能力がグングン伸びているのを感じました。

また、知育や遊びを通じて、大人と子どもが一緒に成長できる感覚もありました。

我が子の将来のためなのはもちろん、親子の愛情を深めるためにも一緒に知育に取り組んでいきたいですね。






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