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子供の教育。勉強しない子供について元塾講師が思うこと

自分が親になってみて改めて感じますが、子供の教育って難しいですよね。
自分の思い通りにはもちろんならないし、そもそも子供との接し方すら自分の想像とは異なってしまっているように感じます。
そうなってみてやっと、本当の意味で塾講師時代の親御様の気持ちになれたのかなと感じています。
そんな中で、お子様が勉強せずに困っている方に向けて元塾講師が思っていることを書きたいと思います。

悶々とした気持ちの方は是非読んでみてください。

目次

勉強=学びではない。勉強以外のことから学んでいる場合もある


塾講師時代にとても多くいただいた質問は、断トツで勉強しない、でした。

子どもが勉強を全くしない。
勉強しなさいというまでやらない。
ゲームばかりしている。
動画配信ばかり見ている。

こういった声はとても多く、親御様皆様が共通で感じている悩みのようです。

では、どうして子供は勉強をしないのでしょうか?
僕はこういった質問をされる親御様に対して必ず、

「それは勉強以外のことから学んでいるからですよ」

と伝えていました。

そもそも、僕たち大人が子供の頃も勉強が好きではなかったのではないでしょうか?
ゲームをしたりマンガを読んだり、友達と電話したり。
時代は変わり、ゲームはオンラインになり、漫画は動画になり、電話はチャットツールになりました。
それでも実は、勉強が嫌いというのは昔から変わっていないのです。

それでも僕たちは立派かはわかりませんが、大人になり、仕事をするようになりました。

それは、勉強以外のことからも子供が学んでいるからではないでしょうか?

子供は寝ている時ですら学んでいる


僕たち大人と違い、子供は寝ている時ですらその日1日のことを思い出し学んでいます。
よく寝言で笑い出したり、泣き出したりする姿を目にしたことのある方は多いのではないでしょうか。

塾講師から見ても頭がいいなぁ、と感じるお子様の多くはそういった日常からの学びを大切にしています。

最近のゲームは昔に比べて難しくなっており、ただぼーっとしていてクリアができるものではありません。
建物を作るゲームでは立体的な視点で創意工夫をし、自分の想像したものを形にする練習をしています。
アクションゲームでは注意力や集中力、指先の訓練をしています。
そのように、すべてのものから学びを得ていると考えると、お子様の成長を感じられるのではないでしょうか。

また、腹が立つことも少なくなります。

そうはいっても勉強はしてほしい


そうはいってもやはり勉強はしてほしいもの。

その時に効果的な方法があります。
それは、子供に勉強を楽しいと思わせることです。

それができれば苦労はしないといわれそうですが(苦笑)、実はとても簡単な方法があります。

それは、お子様が一番大好きなものと一緒に勉強することです。
お子様が一番好きなものは何だと思いますか?

それは、親御様から褒められること、一緒になにかをすることです。

つまり、親御様と一緒に勉強し、褒めてあげることで子供は勉強に対し意欲的になるのです。

中室牧子先生の著『「学力」の経済学』では子どもの勉強時間を増やす方法として「勉強しなさい!」と叱るのが最も効果がない。
親が勉強を見てやるのは効果が高いという研究結果が紹介されてます。

子は親の背中を見て育つというように、まずは親御様が率先して勉強をすることで子供は自然と勉強を好きになってくれるのです。

まとめ


僕の妹は勉強が嫌いでした。
高校2年生までの成績は下から3番目と、親も呆れ果てるレベル。
しかし3年生になる直前に行きたい大学ができたからと勉強を始め、まるで尻に火でも付いたかのように必死に頑張っていました。

子供は基本的に勉強が嫌いです。
しかしそれでも、いつかスイッチが入って自分から勉強するようになります。

それはまでの間は、親御様が背中を見せて、傍で一緒に見守ってあげるのが大切なのではないでしょうか。

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